今、住んでいる家についているエアコンが20年超えの年代物のため、エアコンクリーニングを依頼することになりました。

 

と言いましても、エアコンクリーニングは人生初です。

 

「本当に効果あるのかな?」

「自分たちでもできるのかな?」

など、エアコンクリーニングについて、ちゃんと知りたい!!

 

と、思いました。

 

そこで、いろいろ調べて最終的にエアコンクリーニングをプロに依頼しました。

 

「クリーニングは必要」と判断した理由を、プロの方のご意見も踏まえて丁寧に解説します。

 

エアコンクリーニングは要らない?いいえ、必要な理由がしっかりあります!

エアコンクリーニングは、カビやほこりがまき散らかされることを気にして依頼する方が多いそうです。

 

その他、嫌な臭いが気になったり、エアコンの調子が悪くなったりするなど、不具合を解決するための手段として検討する方もいるかもしれません

 

故障していなくても、次の目的で定期的にクリーニングしたほうが良いそうです。

 

  • 故障を未然に防ぐため
  • 清潔なお部屋環境を保つため

 

 

エアコンクリーニングしないと怖いことになります!

室内の空気は目に見えないため、エアコンの中が汚れていても、気づきにくいようです。

 

「何かゴミが落ちてきた」「変なにおいがしてきた」など、エアコンの外で分かりやすい変化が起きる頃には、中は既にカビと汚れまみれて大変なことになっている可能性が高く、注意が必要です。

 

カビが発生します

エアコンで冷房を使う時期はカビが発生しやすくなります。

 

カビが好む「高湿度」「適温」「ホコリやよごれ」がエアコン内部にそろいやすいためです。

 

要素

条件

温度

5~35℃、特に25℃前後

湿度

65%以上、特に80%以上

栄養

たんぱく質や炭水化物、油脂などの有機物

 

日常生活で発生するホコリや汚れには、人の皮脂などが含まれやすく、カビの栄養となってしまいます。

 

特に、次の場所にはカビが繁殖しやすいので注意しましょう。

 

  • フィルター
  • 吹き出し口
  • エアコン内部

 

エアコンのカビが原因で生じる病気もあるみたいです。

夜間や早朝に咳が出やすい方は、一度病院に相談するのがよいみたいです^^

 

ホコリがたまります

エアコンから風を送り出すときに、同じ量だけ空気をエアコン内に取り込んでいます。

 

そのときに空気中のホコリも吸い込んでしまいます。

 

構造上、ホコリを吸い込んでしまうのは仕方ないみたいですが、掃除できていないと次のような良くない現象に繋がってしまうので危険です。

 

  • 冷たい風や温かい風を送れなくなる
  • 風量が弱くなる
  • 電気代があがる
  • 水漏れする
  • 咳が出たりする

 

冷暖房機能が低下するのも困りますし、電気代や修理代などによって家計が圧迫されるのも嫌です。

 

中には、エアコンのホコリによって咳が出始めるケースもあるみたいなので、定期的に綺麗にしたいなと思いました。

 

エアコンクリーニングが必要なケース

基本的に1年間、年間通じてエアコンを利用した場合には、一度エアコンをクリーニングしてみるのが良いそうです。

 

3年ほど使っていて一度もクリーニングしていない場合は、確実に一度エアコンを綺麗にしましょう。

 

少しずつ汚れが蓄積してきて気づきづらい変化であっても、一度綺麗になると「清々しさ」に感動します^^

 

一年を通じてエアコンを使っているけれど、まだ3年は経っていなくて・・・

 

エアコンクリーニングするかどうか迷っている方は、次にお伝えする「もっと具体的にタイミングを見極める基準」を参考にしてみてください。

 

汚れがめだつ

  • カビ(黒いもの)がエアコンに付着している
  • フィルターを取り外すと結構汚れている
  • 臭いがする

 

エアコン性能が落ちてきた

  • 冷房がきかない
  • 暖房がきかない
  • 同じ設定なのに風量が落ちた
  • 例年に比べてエアコン代が増えた

 

特にエアコンクリーニングにおすすめの時期は冷房を使い終わって、暖房を使い始める時期が一番おすすめのタイミングです。

 

 

状態が分からない

  • 引っ越し先の物件にエアコンが付いている
  • しばらく使っていない部屋を久々に使い始める

 

エアコンクリーニングが必要でないケース

エアコンクリーニングがまだ必要ではない場合もあります。

 

  • 買ったばかりのとき
  • 使用頻度が低く、見ても汚れていないとき

 

さらには、エアコンクリーニングよりも買い替えが推奨される場合もあるようです。

 

  • エアコンが古すぎるとき
  • クリーニングではなく修理を薦められたとき

 

これらに当てはまるときには、クリーニングしても状態が改善しないケースもあり、結果的に修理や買い替えが必要になる可能性があります。

 

「せっかくクリーニングしたのに、結局買い換えることになった…」という思いをしたくない場合には、思い切って買い換えるのも良いでしょう。

 

今年、我が家の場合「エアコンクリーニングが必要そうだな」と判断しました。

引っ越し先に備え付けて会って、使用の履歴が分からなかったためです(>_<)

 

自分でエアコンクリーニングできる範囲を解説します

 

「エアコンクリーニングしよう!」となったときに、次に気になったのは「自分たちで出来るかどうか?」でした。

 

確認してみると、自分たちで出来る範囲には限りがあり、カビやホコリをしっかり取り除くためにはプロの業者へお任せした方が良いみたいです。

 

詳しく解説します。

 

プロと自分のクリーニングの違い

自分でできるエアコン掃除は、次の3箇所です。

  • エアコンカバー
  • エアコンフィルター
  • エアコンのルーバー

 

プロに依頼すると、上記内容だけでなく次の部分も綺麗にしてもらえます。

  • 熱交換器(フィン)
  • 送風ファン

 

エアコンクリーニング①:完全分解洗浄はプロにしか出来ません

完全分解洗浄と呼ばれるクリーニングは、エアコンを壁から外して綺麗にするものでプロに依頼して行う専門性の高い洗浄です。

 

臭いが気になるときや、エアコンの効きが悪くなっているときなど、徹底的に綺麗にしないと安心してエアコンを使えないときなどにおすすめです。

 

ここまで綺麗にするなら「分解して洗って、組み立てる」という高度な技術が必要なので、業者に依頼するしかありません。

 

 掃除箇所
  • エアコンカバー
  • エアコンフィルター
  • エアコンのルーバー
  • 熱交換器(フィン)
  • 送風ファン

 

  掃除手順
  1. 作業前に動作確認をする
  2. エアコンの電源が入らないようにする
  3. 作業前に汚れの状態を確認する
  4. 周囲を養生する
  5. エアコン本体を丁寧に分解する
  6. 高圧洗浄機により汚れを落とす
  7. 細かな部品を洗浄する
  8. 水気をふき取る
  9. エアコン本体を組み立てる
  10. 動作確認する
  11. 送風モードでしっかり乾かす

 

エアコンクリーニング②:エアコンの室外機洗浄はプロに依頼しましょう

室外機は風雨にさらされることを想定して作られているため、分解しない限りは多少の水では壊れません。

 

エアコン本体とセットでクリーニングを業者へ依頼すると、リーズナブルに綺麗にしてもらえます。

 

エアコンの効きが悪いと感じた時には、本体と一緒にクリーニングを検討しましょう。

 掃除箇所
  • 室外機のカバー
  • 室外機の熱交換機(フィン)

 

  掃除手順
  1. 作業前に動作確認をする
  2. エアコンの電源が入らないようにする
  3. 作業前に汚れの状態を確認する
  4. 周囲を養生する
  5. エアコン本体を丁寧に分解する
  6. 高圧洗浄機により汚れを落とす
  7. 細かな部品を洗浄する
  8. 水気をふき取る
  9. エアコン本体を組み立てる
  10. 動作確認する
  11. 送風モードでしっかり乾かす

 

エアコンクリーニング③:標準的なエアコンクリーニングはなるべくプロに依頼しましょう

こちらは、プロに依頼した時の基本的かつ標準的なクリーニング内容です。

 

最近は、洗浄用の養生シートや洗剤が売っているので、自ら購入してクリーニングする方もいます。

 

ただ、自分でクリーニングすると「エアコンが効かなくなってしまった事例」や「クリーニング後臭いが爽やかになっても、数カ月で嫌な臭いが復活してしまう事例」などもあるみたいなので、出来る限りプロに依頼するのがおすすめです。

 

 掃除箇所
  • エアコンカバー
  • エアコンフィルター
  • エアコンのルーバー

 

掃除手順
  1. 作業前に動作確認をする
  2. エアコンの電源が入らないようにする
  3. 作業前に汚れの状態を確認する
  4. 周囲を養生する
  5. エアコンカバーとフィルターをはずす
  6. カバーとフィルターを綺麗にする
  7. エアコン本体を高圧洗浄する
  8. 水気をふき取る
  9. エアコン本体を組み立てる
  10. 動作確認する
  11. 送風モードでしっかり乾かす

 

エアコンクリーニング④:日ごろのお手入れは自分でできます

日々のお掃除タイムにルーティンに入れると良いエアコンのお手入れです。

 

使うお掃除用品も、中性洗剤(住宅用洗剤や食器用洗剤)と掃除機で十分なので、簡単に実践できます。

 

 掃除箇所
  • エアコンカバー
  • エアコンフィルター

 

掃除手順
  1. エアコン表面を固く絞った濡れタオルで拭く
  2. フィルターをはずす
  3. フィルターを洗うもしくは掃除機をかける
  4. エアコン内部に付着しているホコリを掃除機で取り除く
  5. フィルターをつける
  6. エアコンカバーを閉める
  7. 動作確認する
  8. 送風モードでしっかり乾かす

 

エアコンクリーニングはプロへの依頼がおすすめです

紹介した「エアコン本体のクリーニング」は、毎年プロに依頼するのがおすすめです。

 

どこまでクリーニングしてもらうかについては、通常は標準的なプランで十分です。

 

依頼前に、臭いや不具合が出ていて徹底的にクリーニングしてもらいたい場合には完全分解洗浄クリーニングを検討するのも良いでしょう。

 

「室外機のクリーニング」は、エアコンの効きが悪いときに改善効果が出やすいそうなので、数年に一度エアコン本体のクリーニングに付け加えるかたちで依頼すると良いかもしれません。

 

上記のような頻度でプロに依頼するクリーニングを定期的に入れることで、日ごろのお掃除はしないご家庭もあるようです。

お時間がある方はフィルター掃除やカバーの拭き上げを時々入れて、お時間がない方は年に一度プロのクリーニングに任せっきりで自分で何もせずにいても大丈夫とのこと^^

「最悪、自分でメンテナンスしなくていい」というのは、とっても有難いです!

 

 

おすすめのエアコンクリーニング業者をいくつかご紹介します。

 

おそうじ革命:リーズナブルで作業内容が分かりやすくて安心です

我が家はこちらにエアコンクリーニングをお願いしています。

 

毎回、丁寧な作業と安心の価格で満足しているので、これからもお世話になると思います。

 

 

 

ユアマイスター:自分で依頼する業者を選べます

地域によって人気のエアコンクリーニング業者は異なっています。

 

関東と関西では、それぞれだけでサービスを展開している会社もあり、地方にいくと個人で事業を営んでいるクリーニング業者もあります。

 

「公平な視点による情報を確認して、自分で依頼先を決めたい」という方におすすめなのは「ユアマイスター」サイトからのお申し込みです。

 

エアコンクリーニングの作業内容が若干異なり、価格にも違いがあります。

 

時期によってはキャンペーンを実施しているところもあるので、しっかり比較して選ぶ時間がある方におすすめです。

 

 

 

楽天のエアコンクリーニング

 

エアコンクリーニングのサービスを楽天で購入できます。

 

楽天でなるべく買い物をするようにしていたり、お買い物マラソンを活用していたり、「ポイント還元できるとうれしい!」という方におすすめです。

 

 

 

自分でメンテナンスするなら洗剤選びが重要

汚れを浮かして落としやすくする洗剤にはたくさんの種類があります。

 

汚れの特性に合わせて洗剤の種類を選ぶようにすると、ゴシゴシこすらなくてもしっかり汚れが落ちやすくなります。

 

エアコンクリーニングする部位ごとに、おすすめの洗剤を紹介します。

 

ご自身でエアコンを綺麗にするときには、ぜひ洗剤の液性等を確認して汚れに合うものを選ぶようにしましょう。

 

 

エアコンカバーや外側のクリーニング

中性の洗剤を使うことで、エアコンの素材を傷めることなく汚れを取り除けます。

 

家具家電にも利用できて、二度拭き不要な「ホームリセット」を使っています。

 

【ホームリセット 泡クリーナー】

 

【ホームリセット シートタイプ】

 

 

エアコンフィルターのクリーニング

エアコンのフィルターは掃除機で吸って、その後水洗いをするだけで十分に綺麗になります。

 

近年、プロの業者の中には「ファインバブル洗浄」と言う、小さな小さな泡の力でもっと綺麗に汚れを落とす方法を取り入れているところもあります。

 

自宅でもシャワーヘッドをファインバブルが出るものに変えるだけで、同等の効果を得られます。

 

エアコン洗浄以外にも、日ごろのお肌のメンテナンスやお風呂掃除の時短にも繋がるのでおすすめです。

 

 

 

実際にエアコンクリーニングの依頼を検討する方へ~相場を正しく知っておきましょう~

エアコンクリーニングに興味が出てきた方に、エアコンのタイプ別に料金相場をお伝えします。

 

エアコンのタイプによって、掃除の難易度や掃除する範囲・面積が変わるため、料金にも違いがあります。

 

プロに依頼するなら、作業内容と料金相場を確認して、適正かつ無理のない範囲で依頼しましょう。

 

お掃除機能なしの壁掛けエアコン:空けるとすぐにフィルターがあります

家庭向けの一般的なエアコンです。

 

我が家にあるエアコンは、全てこのタイプです^^

メンテナンスしやすくて、よく冷えるので、今のところ十分に事足りています。

 

クリーニングを依頼した場合の相場は、約6,000円~13,000円です。

 

ドレンパンや送風ファンまで外して洗浄する完全分解洗浄クリーニングを行う場合は25,000円前後になります。

 

お掃除機能つきの壁掛けエアコン:リモコンに「おそうじ」等のボタンがあります

このタイプのエアコンは「フィルター掃除」や「手動掃除」など、シンプルなエアコンに比べると造りが複雑になっています。

 

お掃除機能付き壁掛けエアコンの基本的なクリーニング価格は、約16,000円~23,000円です。

 

このタイプの完全分解洗浄は、30,000円前後の価格帯になります。

 

天井埋め込みタイプのエアコン:天井に送風口があります

天井に埋め込まれているタイプのエアコンは、いくつ送風する機構がついているかによって価格帯が変わります。

 

一方向に風を送るタイプのエアコンは16,000円~35,000円でクリーニングしてもらえます。

 

二方向に風を送るタイプは21,000円~35,000円が相場です。

 

家庭用でプロのクリーニングを入れながら長く使うなら、シンプルな作りのエアコンが維持費が安くなりそうですね。

 

家庭用の埋め込みタイプのエアコンは、一律同じ価格で設定している業者もあるため、一方向に風を送るタイプのエアコンを利用している方は、風送り方向によって価格を分けてくれる会社に依頼すると、費用を抑えることが出来ます。

 

その他、業務用エアコンの四方向タイプに風を送るタイプや、天井にでっぱりのあるかたちで設置する天井吊り型タイプのエアコンは、クリーニング費用が20,000円~45,000円と範囲が広くなっています。

 

室外機のクリーニング

室外機のみクリーニングをプロに依頼すると6,000~8,000円くらいです。

 

エアコンの本体と一緒に依頼することで半額くらいで対応できるプランもあります。

 

何年かに一度は室外機とエアコン本体のクリーニングをセットでお願いすると良いかもしれません。

 

おすすめのエアコンクリーニング業者3選

途中でご紹介しました、おすすめのエアコンクリーニング業者を3社ご案内します。

 

サービス名

特徴

お掃除革命

経験のあるスタッフがリーズナブルかつスピーディーに対応してくれます。

ユアマイスター

たくさんの業者の中から、自分にあった会社を見つけて依頼できます。

楽天エアコンクリーニング

楽天ユーザーにおすすめの、経験豊富なスタッフがきてくれるサービスです。

 

 

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