産後、 眠れない 日が続いて、心身おつらい状況になっていませんか?
特に、育児をしていて疲労が蓄積してしまうひとつの要因の中でも、睡眠不足は大きなものです。
寝不足解消のためにどのような工夫をしていらっしゃいますか?
こちらのページでは、育児中の家事負担を減らすためにできる、ミルク作りの工夫を紹介させていただきます。
お困りの際には、ひとつの参考にされてみてくださいね。
ミルクをあげたり、母乳をあげたり、の生活について
まず、赤ちゃんがうまれると、お母様は突如、ミルクや母乳をあげ続ける生活が始まります。
特に、うまれたての赤ちゃんは、一度に飲める量も大変少ないため、3時間くらいの間隔で、かなり頻繁な母乳・ミルクタイムが訪れます。
そして、困ったことに・・・昼も夜も関係ありません。
赤ちゃん自身のもつ「寝て→起きて」のサイクルで生活が進んでいきます。
「 眠れない 」等、つらいと感じた状況・・・こんなことがありました
実際に、二児の乳児期を経て、授乳そのものが大変だったなと感じている点が2つあります。
- 母乳をあげると、クタクタになる
- 夜中も授乳タイムが訪れる
これらは、お母様への身体への負担が大きいかと思います。
さらに、次のような点に「大変だったな~」と感じていました。
- お昼寝も、いつ目覚めるか分からない
- 泣いている理由が分からない
本当に、「時間が読めない」「タイミングが読めない」ということが、心理的に消耗しました。
母乳・ミルクをあげる生活の負担を少しでも減らすために
今回は、「自分で出来ること」と「誰かの協力のもの、出来ること」に分けて、いくつか紹介させていただきます。
自分ひとりでも実践できる工夫
夜の授乳時間に、ミルクを足す
赤ちゃんがうまれてすぐは、飲む量も少ない状況ですが、日々、「プラス10ml」ずつ増えていきます。
飲める量の目安としては、当初30mlくらいしか飲めなかったミルクも、1週間後には30ml+70ml=100mlへと増えるのです。
ですが、母乳の出方が、このスピードに追い付かないことがあります。
母乳が十分に出るときには、赤ちゃんも満足してぐっすり眠ってくれるのですが、母乳の量が少なかったりすると、少し時間が経つと、またすぐに赤ちゃんが泣きだしてしまいます。
イメージとして、わたしの場合は、このような感じでした。
夜も母乳育児にすると、21:00→翌朝0:00→3:00→6:00・・・と、授乳が続きます。
おそらく、赤ちゃんはミルクを飲んで一時的に安心して眠りについてくれるのですが、3時間ほど経つと空腹を感じる量しか母乳が出ていなかったのかもしれません。
このころ、夜に一度だけ、母乳をあげた直後にミルクを足すようにしてみると、21:00→翌朝0:00(ここでミルクを足す)→5:00→8:00・・・と、授乳のリズムが変わりました。
0:00のときにミルクを足すことで、赤ちゃんのお腹がより満たされて、次に空腹になるまでのお時間を稼ぐことが出来ます。
0:00~5:00までの5時間、赤ちゃんがまとまって眠ってくれる日を作ると、かなり母親であるわたしの体調も良く、楽になりました。
母乳がたくさん出るときには保管して、夜に授乳を代わってもらうときに母乳を足す方法もありますが、授乳期間があくことで胸が張って辛くなるなど別の課題も出てくる時期がありました・・・。
なので、代わってもらって眠れる時期があれば、迷わずそうされるのがおすすめです。
ミルクを作るプロセスを楽にする
ミルクを作るときに、どのような手順で作っていらっしゃいますか?
こちらも、産婦人科で出産した際に、体感した工夫なのですが、一回一回お湯を沸かすのではなく、お湯で出るウォーターサーバーを活用することで、洗い物も減って、時間もかなり短縮できます。
お湯を沸かす手間もないですし、お湯と水を少しずつ出すことが出来るので、ミルクの温度調整もしやすかったです。
ちなみに、「熱湯が出るの危険!!」と思われた皆さま、大丈夫です。チャイルドロックもついているので、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合にも安全に使えます。
こちらの記事もおすすめです
授乳クッション、どのような物をお使いになりますか?
こちらのページにて、使って良かった授乳クッションについても紹介中です。
まだご購入していない方や、購入・買い替えをご検討中の場合には、もしよろしければご覧ください(^^)
ご家族などの協力を得て、実践できる工夫
一度、授乳を代わってもらう
こちらは、産後の病院での体験を紹介させていただきます。
わたしが入院していた病院では、母子同室が基本だったのですが、夜、母親が睡眠を取るときには、スタッフさんに授乳(ミルク)を交代していただける仕組みがありました。
例えば三時間ごとの授乳タイムの場合、21:00→翌朝0:00→3:00→6:00・・・と、授乳が続きます。
朝3:00の授乳を病院のスタッフさんに代わっていただく場合、0:00の授乳を終えたら、次は6:00となります。
母乳が出るようになってくると、6時間あけるのがつらい・・・という状況もありますが、そうでない場合には夜1回の授乳をご家族等に代わってもらうのもおすすめです。
育児は長期戦です。
お母様が疲れをためて、倒れてしまわれると大変ですから、睡眠を取れる環境づくりにも目を向けてみるのもおすすめです。