トイトレを始める時期や方法によって、親御様へのストレスや負担感には大きな違いが出てきます。
こちらのページでは、親御様へのストレスや心理的負担を軽減しながら、スムーズにおむつ離れできる方法をご紹介します。
ちなみに、こちらの方法は第二子のトイトレのときに実践していました。
「パンツにおもらししてしまった・・・」という、親子ともにかかるストレスを大幅に軽減できる方法です。
もしよかったら、参考にされてみてくださいね。
ステップ1:トイレでおしっこできるように練習
まず、おむつからパンツへの移行はせずに、トイレでおしっこやうんちをする習慣を身につけました。
はじめのうちは、トイレに座らせて、様子をみます。
「お母さんたちと一緒だね~♡」とか「お、おしっこ出たら、どんな音がするのかな?」など、トイトレを楽しめるような声かけを意識しました。
トイレに行ってみる間隔は、1.5時間~2時間ごと
ご自宅で一緒に過ごす日であれば、午前中3回、
8時30分・・・起きたとき
10時・・・おやつの前
11時30分・・・お昼ご飯の前
など、声かけをして、トイレに行くタイミングを決めていました。
おむつにおしっこをしなくなるタイミングを待つ
定期的にトイレへうながす声かけをしていると・・・
次のような日が出てきました。
- トイレでおしっこが出る
- トイレでうんちが出る
- おむつが濡れていない
最初は、偶然に出来たことと思います。
「偶然、出来たタイミング」で、我が子をたくさん褒めました。
そして、都度褒めることを意識しつつ、「おむつが濡れてないと気持ちいね」とか「トイレでおしっこしようね」「おしっこが出そうになったら、ムズムズしたら、教えてね」と声をかけていくと、
おむつが濡れていない状態で、次のトイレの声かけのタイミングになったり、
「おしっこでるよ」と教えてくれるようになったりしました。
ポイント
ステップ2:パンツを履かせてみる
1.5時間~2時間に一度、トイレへ行くことを促す
基本的には、トイレでおしっこできるという状況になってから、パンツに挑戦しました。
すると、はじめからお漏らしすることなく、パンツで過ごせる日も多々ありました。
パンツに移行するときには
- 好きなキャラクターのパンツを選ぶ
- 好きな色のパンツを選ぶ
- 履いた時に、「かわいい!」「かっこいい!」と声掛けする
など、一緒に楽しめる方法をいろいろ試しました。
「出来たねシール」や「ご褒美の宝箱」を準備するのも良いかと思います。
パンツ時間は、短く始めてみる
トイレでおしっこする習慣がつきつつあったとしても、いきなり1日中パンツで過ごすのは、ちょっと大変そうです・・・
そのため、午前のおやつ(10時)とお昼ご飯(12時)の間の「午前中に1回だけ」からスタートし、
続いて、お昼のおやつ(15時)とお風呂(17時)の間の「午後に1回」を追加して、
様子をみる期間を長めに取りました。
忙しいタイミングの朝や、夕方のトイトレは後回しにしました(^^)
そうすることで、イライラせずにトイトレを進められたと思います。
おむつで過ごしたいときには、その気持ちを尊重する
「パンツじゃなくておむつがいい」と言われた時期もありました。
パンツを履いたままおしっこが出てしまう日が続いたときもそうでしたが、親のわたしからみると理由は分からないけれど「なんとなく?そういう気分なのかな?」という時期もありました。
そのようなときは、おむつを履きたい気持ちや理由を尊重しつつ、コミュニケーションをしっかり取るように心がけました。
しばらくおむつの日が続いたら、「今日はピンクのお洋服だから、ピンクのパンツ履いてみる?」など、自然かつ楽し気な雰囲気で提案してみると、すんなりパンツ生活に戻りました。
寝ているときのおむつを卒業するタイミング
お昼寝の時間にパンツのまま寝かせてみるところから始めました。
お昼寝の時間をパンツで過ごせたり、遊びに夢中でついうっかりトイレに行かない時間が長くなったりするなど、「パンツで3時間くらい過ごせる」という状況になってきたら、
夜のおやすみ時間中もパンツで過ごせるようにチャレンジしてみました。
とは言っても・・・夜や朝方にお漏らしすることは、ありましたね~。
連日、シーツをお洗濯!なんて日も何度か。
ですが、少しずつ夜のお漏らしも減ってきました。
お出かけ時のおむつを卒業するタイミング
夜のおやすみ中にパンツで過ごせるようになるのと、同じくらいのタイミングで、お出かけ時間もパンツになりました。
今は、お出かけ先でもトイレをお借りできる場所も多く、レジャー施設などは綺麗なトイレを完備されている場所も増えてきています。
なので、目的地に着いてしまえば、あまり心配することはありませんでした。
目的地が遠いときには、その理由を子どもに伝えて、おむつにする日もありました。
ママへのストレスを最小限に、トイトレをすすめるコツ
離乳食やトイトレは、結構お母様への心理的負担も大きくなりがちな場面です。
ひとつの考え方として・・・
親御様のストレスを軽減しつつ、トイトレそものが親子間の信頼関係を築いていくきっかけになると良いのかな~と考えてます。
ここがポイントです
親御様のストレスを減らすためには、「同時に、いろいろなことにチャレンジしない」というのも大切かもしれません。
例えば、お子さまの様子がどの段階にあるのか、確認しつつ、小さくたくさん褒めてあげるのがコツです。
- トイレの存在を知る
- トイレに座ってみる
- トイレで偶然おしっこが出る
- おしっこを自分の意思で我慢できるようになる
- おむつをパンツにかえる
そして、「おむつをパンツにかえる」というところでも、少しずつパンツの時間を増やすことで、失敗を避けるのがコツです。
- 午前中1回、パンツを履く
- 午後も1回、パンツを履く
- 朝起きたら、パンツを履く
- 起きているときは、午後もパンツを履く
- お昼寝中もパンツを履く
- お出かけ中もパンツを履く
- 夜寝るときもパンツを履く
少しずつパンツを履く時間をのばしていくことで、お子さまがお漏らししてしまう回数を大幅に減らすことが出来ます。
お子さま方にとっても、失敗が減るのはうれしい
失敗が減ると、おのずと褒められる回数のほうが断然多くなりますので、親子ともにトイトレを楽しめるようになるかもしれません。
お漏らしによって生じてしまうお洗濯やお掃除の回数を減らせるのは、とっても助かりました♪
こんなとき、どうする?
保育園などのトイトレのタイミングと、ずれてしまったら・・・
早めにお子さまがトイトレに興味をもち、保育園やこども園でのトイトレのタイミングを待っていたら・・・興味を失ってしまうということもあるかもしれません。
また、逆に、保育園やこども園でトイトレが始まったけれど、おうちでは嫌がる・・・というケースもあります。
その場合は、しっかりとお子さまとコミュニケーションを取り、「〇〇の時間だけ、パンツ履いてみる?」とか「園にいる時間は、パンツで頑張ってみようか?」など誘導してあげるのも良いかもしれません。
お子さまの希望にあわせて、トイトレ自体をおやすみするのもいいでしょうし、
おむつを履かせてあげつつ、トイレへ促す声かけのみ継続していくのもおすすめです。
うんちだけおむつにする習慣になってしまった・・・
第一子のトイトレのときに、「うんちだけおむつにしたい」という時期が長くありました。
理由をきくと、「トイレで便器に座ると、うんちが出なくなる」と感じている様で
トイレに踏み台を置いて踏ん張りやすくしたり、一時期トイトレそのものを中断したこともありました。
最終的には、「普段はパンツで生活しているのに、うんちが出そうになると急いでおむつに履き替える・・・」という状況に落ち着いてきて
その後、「ご褒美の宝箱」の力を借りて、ずっとパンツで過ごせるようになりました。
身体が成長してきて踏ん張る力が強くなったタイミングでもあったかもしれません。
以前はトイレでおしっこ出来ていたのに、お漏らしし始めたら・・・
特に、おねしょが突然始まった・・・というときには、こちらの記事を参考にさせていただいています。
おねしょをする子どもには「起こさない」「焦らない」「怒らない」ことです。夜中に起こしてトイレに行かせるのは、眠るリズムを乱し、おしっこの量の調節や膀胱の働きを悪くするので、逆効果です。おねしょをしなかった朝はたくさんほめてあげましょう。 家庭では早寝早起きの規則正しい生活を心がけ、夕方から水分を控えて、寝る3時間前には夕食を終わらせること。これがポイントです。
年齢がすすめばすすむほど、突然のおねしょに戸惑ってしまいます。
特に、1回であれば、「たまたま」と感じていても、2回続くと・・・「どうしたのかな?」と不安になることも。
そのようなときには、先ほどの記事を参考に・・・
- 「焦らない」「怒らない」
- 早寝早起きの規則正しい生活
- 夕方から水分を控える
- 寝る3時間前には夕食を終わらせる
など、出来ることはないか?と、生活リズムを確認しています。
我が子の場合は、寝る前の食事や飲み物の影響で、おねしょしたのかな・・・と思います。
そこを意識し改善すると、おねしょすることもなくなりました(^^)
体の成長にあわせて、トイトレをすすめましょう
幼児期に、周囲をみわたして「トイトレのスピードが遅れている?」と不安を感じていませんか?
決して焦る必要はありませんから、一歩ずつ進めていきましょう(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。