約2歳までには必ず1度はかかると言われる、RSウイルスによる感染症について体験談をまとめておきたいと思います。
こちらの記事を作成した目的は、次の2つです。
- RSウイルスにかかって不安な状況の方への体験談の共有
- 次回、かかったときのための備忘録
お医者様のご意見を重視した上で、1つの体験談としてお読みいただいたり、参考にしていただきますようお願いします。
目次
RSウイルス って何?
RSウイルス感染症による症状について
RSウイルスは、次のような症状を引き起こす風邪ウイルスの一種です。
軽い症状では、咳、発熱、鼻水などがあり重い症状では、気管支炎や肺炎などがあるようです。
症状につきましては、お医者様等、専門機関による情報が有力ですので詳しくはこちらよりご確認ください。
上記外部リンクは、国立感染症研究所感染症情報センターさまのページです。
1歳1カ月、RSウイルスと診断が下りるまでの経過
風邪のような症状から始まったため、RSウイルスの検査や判定が行われるまでに、数日間かかりました。
その経過について記します。
軽い咳が数日間
「RSウイルス感染症」と診断された後に、
ふと振り返ってみると
- 軽い咳が数日間ありました
しかし、当初、軽い咳だけのときは「ん?ちょっと咳が出てる?」という程度で、あまり気に留めず日常生活を送っていました。
突然の発熱 38℃~39℃台
咳を始めてから5日後に、子どもが眠たそうだったので抱き上げると
なんと!熱いではないですか・・・!
毎朝検温していたのですが、朝の時点ではお熱はありませんでした。
ですから、約6時間弱の間で急な発熱があったことになります。
今回の発熱で気になったのは、座薬をいれて一度熱が下がっても、同日中に発熱してきたことです。
とっても不安でした・・・。
高熱3日目、鼻水が出始める
38℃以上の発熱が続き、とてもとても心配でした。
うまれて初めての高熱が数日間続きました・・・。
そして、そんな中 次なる症状として出てきたのは
- たくさんの鼻水
です。
鼻水が大量に出てきて、のどにも影響があるようでした。
呼吸が苦しそうだったので、連日病院に連れて行きました。不安で不安で不安です・・・。
RSウイルス検出
他にも複数のウイルスチェックが行われ、RSウイルスが陽性となりました。
検査方法は、看護師さんが鼻水を採取して検査スティック(妊娠検査薬のような形状)で判定されていました。
RSウイルスを確認した検査スティックを見せて下さったのですが、判定窓に2本のラインが出ていて、明らかに"陽性"とのことでした。
RSウイルスと判定された後 入院と確定するまで
わが子は、約1週間、RSウイルスによって入院することとなりました。
小児科医さんのはからい
小児科の検査にてRSウイルスと診断されたのは、午後4時ごろでした。
診断後、予想される経過とは?
その後、予想される経過について説明してくださいました。
- 発熱
- 鼻水
- 咳
これらの症状がしばらく続くとのこと。
「特別に、治療するための専用のお薬はないので、対処療法により症状を緩和しながら自身の免疫によって治るのを待つ」
ということになるとご説明いただきました。
また、次のようなときには入院となるそうです。
- 食欲がないとき
- 水分をとりたがらないとき
- 呼吸が苦しそうなとき
わが子の場合は、熱が高めでキープしていたことに加えて鼻水がのどにまわり、呼吸が苦しそうな状況だったため・・・
一度、大きな病院でみていただくようにと紹介してくださいました。
夜間に高熱や呼吸困難で救急外来を受診することになるケースもあるようなので、早い段階で大きな病院を紹介いただけたのはとても心強かったです。
大きめの病院(夜間救急あり)にて、検査
まだ「食欲はある」という状況だったため、その後の選択肢は2つありました。
- 自宅で様子をみるか
- そのまま入院するか
です。
そこを判断していただくために、レントゲンによる検査が行われました。
主に、気管支や肺の炎症がどこまで進んでいるか、の確認です。
検査の結果、気管支に一部炎症が確認されたため わが子は入院することとなりました。
入院生活と症状
入院生活では点滴しつつ、鼻水が出てきたら取り除いていただく状況で、定期的に様子を見に来てくださいました。
慣れない環境で点滴やお薬などの処置が続いたため、子ども自身は泣いたり嫌がったりしましたが
入院後間もなく熱は下がり始めました。
熱が収まった後、鼻水・咳のピークに
熱が37℃台におさまった後、鼻水や咳はまだまだ増えて、入院から3日目くらいにピークが来ました。
ピークの際には、食欲等もなくなったため点滴に頼っていた状況です。
入院しているとはいえ、ちゃんと呼吸しているか不安でした。
鼻水がピークのときには、ちゃんと呼吸しているか気になり、付き添いのわたしは一睡もできない状況でした。
が、病院内にいたため、定期的にみまわりに来てくださったので、とても心強かったです。
鼻水も減り、咳も軽く
鼻水のピーク時には、鼻水で呼吸が苦しそうでぐったりしている日がまる1日あり(特に夜)、とても心配しました。
そして、ピークの日を境に翌日には鼻水が減り始め快方に向かいました。
6日間で、無事に退院
6日間で無事に退院することが出来ました。
今回の退院における判断基準は、食事がとれていることと鼻水も減り呼吸が安定的に出来たことです。
早めにお医者さまにかかると重症化を防げるようです
発熱のみの段階では様子をみられたり、ウイルスを特定されるに至らないこともあります。
昨日よりもちょっと悪いかな・・・と思ったら、自己判断せず なるべく病院へと通うことが大切なんだな、と体感しました。
なぜなら、1日1日症状が重くなっていく姿は明らかだったことと、RSウイルス自体には治療薬はないため赤ちゃんやこどもたちのの免疫力に頼るしかありません。
そのため、元気なうちにしっかりと対処療法や必要なときには点滴などをしていただいて消耗少なく快方へ向かうことが何よりも安全につながると感じました。
発熱したときのために、備えておくと安心です
日ごろから用意しておくと、いざっていうときに安心です。
店頭では風邪がはやるシーズンに、「短時間で測れる体温計」などの在庫が少なくなっていることもあります。
もしよかったら、最新の楽天ランキングをひとつの参考にしてみてください(*^^*)
▼鼻水を吸ってあげてたいときに
▼お薬を飲めないときに
▼お熱を測りたいときに
▼冷やしてあげたいときに
付き添いの方も、気をつけてくださいね
RSウイルスは、年齢に関係なく大人の方にもうつってしまいます。
着替えを用意する際に何度か自宅へ戻ったのですが、熱を測ると38.9℃の日がありました。
入院中、柵のある1つのベッドの中で子どもと一緒に寝ていたので、疲れてしんどいのかと思っていたら・・・
しっかりとわたしにもうつっていました💦
発熱が確認されて以降、わたしの分のお薬もいただくことになりました。
親子ともに体力がいると思います。
看病される大人の皆さまも、出来る範囲で予防されつつ、ケアされてくださいね(*^^*)
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