第一子が3歳になり、自分の気持ちを表現できるようになってきて、一気にコミュニケーションが活発になってきました。
お家の中でも園やご近所でもお友だちとの関わりが増え、わたしたち大人にも一生懸命身振り手振りを交えて伝えてくれます。
成長に伴い、息子が喜ぶおもちゃにも変化が出てきました。
こちらの記事では、3歳のお子様が喜びやすいおもちゃをたくさんご紹介しています。
記事の内容は最新情報になるよう、定期的に見直しています。
ご自宅用のお買い物やお孫さまやご友人のお子さまへのプレゼント選びなどに、ぜひお役立てください^^
3歳ごろの発育とそれに合わせたおもちゃの選び方
3歳ごろは自身の成長を大きく遂げながら、社会性も身につけ始めたり、思いやりを知ったりする重要な時期と言われています。
ただし、3歳ごろの子どもたちは発育や成長の個人差が大きい時期です。
お友達との成長の違いを比べるのではなく、子どもたち自身が出来るようになったことに目を向け、最近新しく出来るようになったことを活かして遊べるおもちゃに出会うと、熱中しやすく自信もつきやすくなります。
ひとり遊びの時間も周りの人と遊ぶ時間も、全てが学びに繋がります。
もしも「言葉を覚えてほしい」や「指先の動きが不器用で不安」などと感じている場合には、遊びの中で発達をサポートするのもおすすめです。
公文を通じてひらがなの読み書きを練習していたのですが、大好きな「アンパンマン」のひらがなタブレットに触れて一気に覚えるスピードが上がりました!
楽しい声かけをしながら繰り返し練習できるように、苦手意識をもたせることなく克服できる時期です。
スポンジのように何でも吸収できる大切な時期なので、好奇心を育てつつ楽しく遊べる環境を作るために、知育玩具やおもちゃを活かしましょう。
3歳の子どもたちの発育の特徴をお伝えしますね。
今、「どのように成長しているか?」「何に興味をもっているのか?」等、お子様のご様子を思い出しつつ読んでみてください。
言葉のやり取りが増える
言葉の発達には、個人差がありますので、他のお友だちと比べるのではなく、「過去と現在で、出来ることが増えているかどうか」など個人の成長にしっかりと気づき、ゆったりとコミュニケーションを取ることが大切です。
ひとつの目安として、次のような言葉のバリエーションが増えてくる時期です。
- 「取る」や「回す」など動作を表す表現
- 「長短」や「大小」など状態を表現
- 「おはよう」や「おやすみ」などの挨拶
- 「お腹がすいた」や「眠たい」など、自身の状況を説明する表現
また、単語ではなくて3語文やそれ以上のしっかりとした文章で話せるようになってきます。
指先が器用になる
お箸の持ち方が上手になったり、折り紙が上手になったり、上手に指先を使えるようになってきます。
また、指先を使う遊びを通じて、集中力や創造力も身につきます。
相乗効果を狙って、細やかな遊びにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
想像力が育つ
3歳ごろは想像力も大きく発達する時期と言われています。
周囲のことを真似したり、見えないところを想像して言葉に出したり、新たな行動として現れてきます。
身近に起こったことなどについて一緒に考え、しっかりとコミュニケーションを取ることで「思いやり」の気持ちなども育ち始めます。
目的をもって行動できる
毎日の生活のサイクルをしっかりと決め、時計・時間を意識するなど、ルーティンとして行動が身についてくる時期です。
ルーティン化することで「〇時になったら、ごはんの時間」とか「次は〇〇をする時間」など、目的を意識できるようになります。
「自分で出来る」を楽しむ
3歳ごろには「自分ひとりでやりたい!!」という気持ちが芽生えてくる時期です。
着替えや食事など身の回りのことをしっかりと自分で出来るように促し、自信が育つようにしましょう。
見守る勇気と温かい声掛けが重要です。
また、自分以外の人と社会生活をともにするための、生活ルールや交通ルール、お外でのマナーなどにも触れ始めると効果的な時期です。
絵本の読み聞かせや遊びを通じて、ルールなどを学ぶと役立ちます。
お友だちと仲良く一緒に遊ぶ
自分以外の子どもたちと楽しさを共有出来るようになる時期です。
お友だちと同じ遊びをしながらコミュニケーションを取るのが上手になってきて、先生や親御様など大人の真似をすることも増えてくる傾向にあります。
思いやりについて、少し理解し始めるタイミングですので、「うれしい」とか「悲しい」など人の気持ちを想像してみたり、聞いてみたりして、人の気持ちに触れてみる教育も重要な時期です。
3歳におすすめのおもちゃ
ここからは3歳の子どもたちにおすすめの遊び方を実践できるおもちゃを、一気にご紹介します。
指先を使う
紐を通す
片方の手で紐をもち、片方の手でビーズやグッズをもち、器用に通す作業をすることで達成感を得られます。
ひねる
掌でしっかりと握って回したり、指先でつまんで回したり、ひねる動作が上達するおもちゃです。
こねる・丸める
粘土遊びでこねる、丸めるという作業を体験することで、手の動きを活発にします。
また、粘土遊びで自由に形を作ることで発想力も磨かれます。
自由に粘土で遊ぶ時間を作りましょう。
ボタンをとめる
たくさんの種類のおもちゃに熱中すること間違いなしです。
モンテッソーリ教育の中でも人気のビジーボードのシリーズを紹介しますね。
左右で異なる指先の動きをするので最初は難しいかもしれませんが、焦らず楽しくチャレンジ出来るよう声掛けしましょう!
指先を動かす
色分け遊びや糸通しからスタートして、大きな作品を作るところまで自由に幅広く遊べます。
指先遊びの代表とも言えるおもちゃのうちの1つです。
シンプルで普遍的なドミノ倒し。世界中で人気です。
言葉(日本語、英語)に触れる
絵や文字を見ながら、綺麗な発音の日本語や英語が流れるおもちゃが人気です。
創造する
手も頭も使い、色使いを工夫したり、大きな作品、背の高い作品、何かに似た作品を作ると子どもたちも大喜びです。
こちらの商品は、ボールの転がる道を作るなど、さらにいろいろな遊びを楽しめます。
集中する
バランス感覚を培う遊びで集中力もつきます。
てこの原理を遊びの中で学べるおもちゃも3歳ごろから理解しながら遊べます。
パズルゲームとバランスゲームの要素を兼ね備えたちょっとコツのいるおもちゃもおすすめです。
音に触れる
ピアノや楽器のおもちゃも人気です。
指先をバラバラに動かす練習や楽譜にそって音符を覚えたり、鍵盤を覚えるなど記憶力の向上にも繋がります。
ごっこ遊びする
とても身近なおままごと中心から、お店ごっこやお医者さんごっこなど、ごっこ遊びの範囲も広がって来ます。
考える
頭の中で想像しながら、道路を繋げたり、ボールを転がしたりして遊べるようになります。
昔ながらの遊びを選ぶなら、3歳ごろから将棋に親しむのもおすすめです。
つみきのように遊んだり、山崩しゲームをしたり、簡単な遊びからスタート出来ます。
大好きなキャラクターで好奇心UP!3歳が喜ぶおもちゃ
「今現在、子どもたちが好きなキャラクターがあるよ」というご家庭では、そのキャラクターを主軸におもちゃや遊びのヒントを得ることで、子どもたちの興味や集中をグッと集められます。
各キャラクターのおもちゃの中で特に人気のものをご紹介します。
ぜひ、次の選択肢もご活用ください。
アンパンマン
アンパンマンのおもちゃはレパートリーが豊富です。
特に、知育を意識されているご家庭に3歳ごろからおすすめなのが次の2つです。
恐竜
大好きな恐竜のおもちゃで指先を使って遊べます。
3種類のバリエーションで親子で遊ぶのもおすすめ。
【恐竜 おもちゃ たまごケース付き 電動ドリル付き 組立キットのリンク】
恐竜好き、車好きにはたまらないおもちゃ。
いろいろな遊び方ができます。
ピタゴラスイッチ
ピタゴラスイッチ好きのお子さまにぴったりのおもちゃです。
木のおもちゃを選ぶようにされているご家庭にも人気です。
ディズニー
ディズニー好きな女の子に人気のメイクボックス。
ディズニー好きのお子さま、ご家庭におすすめ。
ディズニーゴールド絵本15冊が収録されています。
スヌーピー
お箸の使い方と英語の学びが融合されたおもちゃです。
キティ
ひらがな、アルファベット、すうじを学べるお風呂用のシートです。
紙製のおもちゃで、4種類の遊びができるセットです。
素朴かつ馴染みのある遊びがメインで、帰省時に使うことでおじいちゃんおばあちゃんと遊べて喜ばれます。
トーマス
トーマス好き、電車好きにおすすめのプラレール。
つり橋セットで揺れる橋がグラグラする様子に喜んでくれるおもちゃです。
電池を使わずに回す・押す・引くなど6つのレバーを使った手指の運動が、手先の器用さを伸ばします。
おもちゃ選びに困っていませんか?3歳の子育て中に困りやすいポイント
ここまで、幅広くおもちゃをご紹介してきましたが、お子さまが好きそうなおもちゃは見つかりましたか?
3歳ごろの子どもたちは自我が芽生え、理解力やコミュニケーション力が大きく発達する大切な時期です。
この時期、本当におもちゃ選びには苦戦しました。
わたしたちと同じように「子どもたちが興味をもつおもちゃがコロコロと移り変わり、見極めが難しく感じられる時期」もあるかもしれません。
反復練習やいろいろな角度からのインプットが効果的な時期なので、本来ですと「興味をもってほしいジャンルのおもちゃ」をいくつか用意し、うまくローテーションさせながら、強みを強化していくのがおすすめです。
出来るようになる楽しさを体感できたり、自信がついたりします。
こちらの章では、3歳のころにおもちゃを購入するときに感じていた不安と対処法をまとめますね。
おもちゃの好き嫌いが激しすぎて、せっかく買ったのに遊んでくれない
嫌なことややりたいことをしっかり表現し始めると同時に、次々と興味の対象が移り変わっていく時期でもあります。
対象年齢ぴったりのおもちゃを買ってみても、あまり興味を示さないことがありました。
そのときにはそっとしまっておき、2カ月後くらいに子どもたちの前にそのおもちゃを差し出したところ、2度目はとっても楽しそうに遊んでくれました。
子どもたちにとって、タイミングは重要みたいです!
「選んだおもちゃに興味を持ってくれるだろうか?」
「選んだおもちゃで長く遊んでくれるだろうか?」
と、迷いながらおもちゃを購入する親御さまは「わが子がこれから成長していく過程のどこかで、ぜひ遊んでほしいおもちゃ」かどうかを見極めると良さそうです。
なかなか語彙力が増えなくて不安を感じる
0歳からの読み聞かせに注力していた場合、語彙力が一気に増え始める時期でもあります。
また、「分かる」「話せる」ということがお子さまの好奇心や自信に繋がり相乗効果も見込めると言われています。
わが子の場合は、絵本やお父さんお母さんの真似ることで発する言葉は増えていたのですが、子どもたちどうしのコミュニケーションや自発的に発する言葉は少ない時期でした。
周囲の大人に「図鑑や絵本の内容を披露して、ほめてもらう」みたいなかたちでコミュニケーションがうまれていたように感じます。
当時、真似っこ以外のコミュニケーションややり取りを増やしたいなと感じて、「ごっこ遊び」をたくさん取り入れました。
第二子のときには読み聞かせの回数が激減してしまったのですが…その場合にも、おもちゃ遊びや日々の生活リズムの中で大人が話しかける言葉の数を増やすことで、子どもの発する言葉が増えました。
習い事やおもちゃ遊びを取り入れたから言葉が増えるのではなく、それらをきっかけにわたしたち親が話しかける言葉があるから、子どもたちの言葉も増えたんだなと感じた時期でした。
おもちゃ選びはプロに任せて、子どもたちと遊ぶ時間を確保するのがおすすめです
3歳ごろは、ごはんの変化やトイトレ、着替えなど、出来ることをひとつずつ増やしていくためのサポートだけでも大変な時期です。
そんな多忙すぎる時期に、3歳の子どもたちにぴったりのおもちゃを調べて、その中から我が子の成長に合っているものを選ぶのは至難の業。
- 子どもたちが寝たら、わたしも一分一秒でも早く眠りにつきたい
- 子どもたちが起きているときには一緒に遊びつくしたい
こんな思いからたどり着いたのが「おもちゃ選びのプロに任せて、自分は子どもたちとひたすら遊ぶ!」という方法でした。
おもちゃのサブスクを利用すると、子どもたちの様子や既に持っているおもちゃをアンケートに沿って答えるだけで、定期的に子どもたちに合ったおもちゃがお家に届きます。
おもちゃで遊ぶ子どもたちをみて、遊びの中で学ぶ時期なので、身の回りに置いておくおもちゃはとても重要だと実感しています。
さいごに
3歳のおもちゃといて紹介させていただいたおもちゃが、「わが子に合っていないかも」と感じた際には、前後のご年齢にマッチするおもちゃも確認してみてください。
発育の状況、興味や関心の状況によって、マッチするおもちゃの難易度も大きくかわってきます。
あくまでご年齢はひとつの目安として、お子さまの様子が各ページに書かれた発育段階に当てはまるかどうかを確認して、適切なおもちゃ選びにご活用ください。