こんにちは、ななみです。
わたし自身、「忙しいときでもなるべく綺麗な状態にしておきたいな」と感じている場所のひとつが「玄関」です。
「やっと、お家に帰ってきた~!」と玄関の戸を開けたときに、整っていたり良い香りがしていると、うれしい気持ちになります。
逆に、無造作にたくさんの物が散らかった状態になっていると、扉を空けた瞬間「あ~片付けなくては。これからもやるべきことが山積み・・・」と沈んだ気持ちになることがあります。
皆さまのご自宅は、玄関の扉を空けたときにどのような印象を受けますか?
こちらの記事では、「ご自宅の顔」とも言える玄関を短時間ですっきり整える方法をご紹介しています。
ぜひこちらの「片付け方法」を取り入れて、疲れた時こそ、今すぐ帰りたくなるようなお家・玄関にしてみましょう!
玄関が散らかってしまう原因・理由
「整理」と「収納」が出来ていないと、片付けそのものが面倒くさい状況になりやすく、部屋も散らかりやすくなります。
散らかりやすい玄関の特徴をひとつずつ説明しますので、当てはまるものがあるか確認しつつ読み進めてみてくださいね。
原因①:整理が出来ていなくて、物が多くて片付かない
整理は、不必要なものを取り除く作業です。
整理がうまく出来ていないと、お部屋の中にたくさんの物がある状況になりがちです。
ケース①:要らない物があって、物が多い
家にある物の中に要らない物がたくさん含まれていませんか?
例えば、今使っていない物や捨てても困らない物は「要らない物」と判断しても大丈夫でしょう。
- 使っていない靴や壊れて履かない靴が靴箱に入っている
- 壊れた傘がある
- 使っていない掃除道具がある
- 昔使っていた子どもたちのおもちゃがある
- サイズアウトした子どもたちの靴がある
- 要らない郵便物が置いてある
ケース②:要らない物は少ないけれど、なんだか物が多い
時々使っている物がたくさんあったり、同じグッズを複数持っている状況です。
いつも「とりあえずどれかを使っている」ような状況などがこちらに当てはまります。
- たたきの上にたくさん靴が出ている
- スプレー類がたくさんある
- 玄関や外出時に使わない物も玄関に置いてある
- ビニール傘がたくさんある
- 印鑑やボールペンがたくさん集まってきている
原因②:収納場所が適切でないため、面倒くさくて片付かない
玄関が散らかってしまう原因の2つめは「収納場所が適切ではない」ことです。
収納場所が適切に決まっていないと、考えることがいちいち面倒に感じられて片付けなくなりがちです。
ケース①:玄関で使わない物が玄関にある
本来、使いやすい収納場所は玄関以外にあるはずなのに、いろいろな物が玄関に集まっているケースです。
- お届け物や段ボールがそのまま玄関に置いてある
- 書類がずっと玄関に置いてある
- ベビーカーや自転車が玄関を占領している
ケース②:収納場所が決まっていない
玄関にあると便利だけど、収納場所がないことにより散らかってしまう状況です。
- かばんや衣類が雑然と置いてある
- マスクやティッシュ、ハンカチなどがたくさん置いてある
- 遊び道具がたたきに並んでいる
例:使いにくい収納になっている
一応収納場所や方法を決めているけれど、面倒に感じるなどして片付けられていない状況です。
- 玄関収納を開けると、中身がごちゃついている
- 毎朝、靴を探すのが大変
- 今シーズン、使う靴と使わない靴が混ざっている
- 鍵や小物がまとめて箱に入っている
- 見せる収納にしたけれど使いこなせていない
家族が多くても散らからない!片付く玄関にする方法
ここまで読まれて、「玄関が散らかっている原因」を見つけられましたか?
整理もしくは収納のどちらかのみ当てはまる場合もあれば、両方とも当てはまる場合もあります。
整理と収納を徹底することが大切です!
特に「整理」と「収納」のどちらも改善点がある場合には、まず整理を行い、次に収納の見直しをされるのがおすすめです。
具体的な方法を紹介しますね。
玄関をスッキリ整理しましょう
残す靴を厳選しましょう
「靴」は、玄関に収まるアイテムのうち、最も重要なアイテムです。
この、靴を丁寧に選び、丁寧に収納することが、綺麗な玄関にするための第一歩です。
汚れてしまった靴や、出番がなく履かない靴は、勇気を出して捨てましょう。
例えば、次のような靴は捨てたほうがよいです。
- 生地が傷んでいる
- 靴底がすり減っている
- もう3年くらい履いていない
お気に入りの靴で靴底がすり減っている場合には、修理するのもおすすめです。
「使う」という判断をする場合には、「使える状態」にして残すようにしましょう。
傘を厳選しましょう
傘は、雨の日の気持ちを盛り上げてくれるアイテムです。
お気に入りの1~3本(折りたたみ傘を含む)を選び、他は捨ててしまうのがおすすめです。
「こだわりをもって、ビニール傘を選んでいる」という方以外は、ビニール傘は全て捨ててしまう方も多いです。
また、ビニール傘はお客様が傘をお持ちでないときにお渡しするために、1~2本だけ残される方もいらっしゃいます。
いずれにせよ、傘は気づかぬうちに本数が増えてしまいやすいアイテムです。
「片付けよう!」と決めたときに思い切って厳選し、「なるべく買わない努力」を始めましょう。
靴を綺麗にするためのグッズを用意しましょう
靴を綺麗に保つための、消臭剤やメンテナンスグッズを用意しましょう。
靴の素材や、ひとつの靴を使用する期間によって、必要なメンテナンスグッズが異なって来ます。
特に、1年以上履く靴があるようでしたら、検討してみてくださいね。
しっかりと靴のお手入れをすることで、靴を綺麗な状態で保てて、長持ち出来ます。
玄関掃除に使う物はなるべく玄関に置きましょう
玄関は、砂やほこりが上がりやすい場所です。
上がってしまった砂を放置していると、あっという間に自宅内へ広がってしまいます。
そのため、「ついで」に掃き出す習慣を作るためにも、玄関のお掃除用品は玄関に置いておくのがおすすめです。
- ちりとりやほうき
- ばけつや雑巾
- 高圧洗浄機
等です。
お掃除道具の存在感が気になる場合には、小さい物やインテリアに馴染みやすいおしゃれなデザインの物を選びましょう。
来客時に必要なものを置きましょう
配達や来客があったときに、慌てないために次のようなグッズを玄関に置いておくと安心です。
例えば、次のようなアイテムです。
- 印鑑
- ボールペン
- 小さなメモ帳
- 来客用のスリッパ
室内に上がられるお客様がいらっしゃる場合には、来客用のスリッパがあると安心です。
お出かけ用アイテムを玄関に置く場合、置く個数を最低限に絞りましょう
帽子や上着など、玄関に収納されるご家庭もあります。
メリットは、2つあります。
- お出かけする際の準備が楽になる
-
花粉等を部屋の中まで持ち込まない
玄関のスペースが広い場合には、お出かけのときに使う衣類を玄関におくと便利になります。
その場合、「何着分、玄関に置くのか?」枚数をしっかりと決めておきましょう。
外で使う物を見極めましょう
趣味のためなどに外で使う物を確認しましょう。
- 自転車
- ボール
- キャンプ用品
- その他、レジャー用品
- ゴルフ用品
- テニス用品
- その他、スポーツ用品
- 園芸用品
外で使うアイテムは、大きめのものが多くなります。
- 玄関に置くもの
- 他の部屋に移動するもの
- 外に置くもの
の3つに分類し、ここでは玄関に置くものについて考えていきます。
玄関を飾るアイテムを見直しましょう
季節ごとに飾りを飾るご家庭もあれば、お花を飾るご家庭もあります。
スッキリ片付いた玄関になると、飾りが映えます。
ぜひ「今、飾りたいグッズやアイテム」を厳選してみてくださいね。
今は使わないけれど、1年以内に次の季節が来たら使う飾りがある場合には、玄関もしくは他の収納場所にしまっておく判断をしましょう。
これから1年間、季節がうつりかわっても使わない飾りや、「次は、新しい物を買いたい」と感じられた場合には、要らない物を処分しましょう。
玄関を綺麗に収納しましょう
ここまで、玄関に置きたい物や置くべき物を厳選して減らしていくプロセスを紹介しました。
- 玄関に置きたいもの
は、玄関収納に収まりそうでしょうか?
基本的には、備え付けの玄関収納に収まるのが理想的です。
万一、収まらない物がある場合には、収納場所を新たに確保しましょう。
玄関を散らからない空間にするためには、玄関に置く物の収納場所を全て決めてしまうことが大切です。
玄関の収納アイディア・アイテムについては、こちらのサイトにて近日公開予定です!
ぜひ、また読みに来てくださいね。
習慣にしよう!玄関を美しく片付ける方法
ここまで、整理と収納について詳しくお伝えしてきました。
整理と収納ができると、お片付けの作業そのものはとっても楽になります!
2時間ほど時間を作って、一気に玄関の物と向き合うようにしましょう。
整理収納が適切にできれば、お片付けは簡単です!
物がたくさんある状態や、物を戻す場所が決まっていないと、お片付けを行うときに考えなくてはならないことが盛りだくさんです。
そのため、先にお伝えしたような「整理」と「収納」の徹底が勝負どころです。
使いやすい収納場所に、よく使う物を優先的に収めていきます。
開けやすい扉や使いやすい高さの扉など、確認して進めていきましょう。
整理をしっかりした上で、収納場所がカチッと決まれば、汚い部屋へとリバウンドすることなく楽々片付く玄関が出来上がります。
次に、お片付けそのものの作業についてご紹介しますね。
たたきの上に靴を出しすぎない
靴のお片付け方法①:玄関のたたきに靴を出さない
基本的に、靴を履くときに使う玄関のたたき(靴を履くときに使う土間やタイルなどのスペース)に靴を出したままにしないよう気を付けましょう。
特に、お片付けが苦手だなっていう方は、靴の出しっぱなし禁止令を出した方がうまくいくケースが多いようです。
靴のお片付け方法②:玄関のたたきには、ひとり1足ずつ
靴箱内にスペースが十分にない場合には、湿気や臭いがこもってしまうこともあります。
玄関のたたきに靴を出さないようにしてみて、湿気や臭いが気になる場合には、「最大1人1足ずつ出すのはOK」というルールにしましょう。
その日履いた靴は、しばらく置いて乾燥させたり、消臭する時間をもつと万全です。
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使ったものは戻す
靴以外のアイテム、傘、お掃除グッズ、お出かけ時に使う衣類、外で使うアイテムなど、使ったらしっかり綺麗な状態にして定位置へ戻すようにしましょう。
お片付けついでに掃除すれば清潔感も維持できる
特に、外で使うグッズが集まる玄関は、砂や汚れが付着したまま収納されやすい場所です。
しまう前にグッズをサッと拭き上げたり、砂が上がってきてしまった場合にはサッと掃いたり、その場で汚れを落としてしまうのがおすすめです。
改めて後で掃除しよう、片付けよう、と思うと・・・
手間も気力も数倍かかってしまうのですぐに対応する習慣を心がけましょう。
実践に行き詰まったら、相談相手を見つけましょう!
ここまで、玄関を綺麗に保つためのステップをご紹介してきました。
- 玄関の整理
- 玄関の収納
- 玄関の片付け
ひとつずつ読み進めながら、実践していただけますと幸いです。
物が少ない場合は30分くらいで終わるでしょうし、物が多い場合にも基本的には2時間以内の作業にすることをひとつの目標にしてみてください。
2時間というまとまった時間を作るのが難しい場合には、「今日は、靴と傘を整理しよう!」などアイテムを絞って整理するところから始めましょう。
小分けに作業を進める場合にも、あまりズルズル長引かせると挫折の原因になります。
極力、1週間以内に合計最大2時間くらいになるように予定を決めて、玄関を整えていきましょう!
なかなかひとりで出来ないな・・・
という場合には、迷わず誰かに相談するのがおすすめです。
家族に相談する
特に、玄関はご家族皆が使う場所ですから、ご家族みんなで予定を決めて、一気に作業をするとあっと言う間に終わります。
特に、「ひとり5足以内にする!」など物の数を決めて、「自分の好きな靴を残す」イメージをもたれると作業がはかどります。
「捨てること」に抵抗感を感じる場合には、写真を撮って捨てたり、「捨てるではなく選ぶ」意識をして作業を進めましょう。
整理収納のプロに相談する
- ひとりで頑張っても難しい
- 家族に頼ってみても難しい
というときには、ひとりで悩み過ぎずに、プロに相談してみてください。
数あるご家庭を綺麗にしてきた「整理収納アドバイザー」さんが全国で整理収納やお片付けの作業を一緒に進めてくださいます。
プロの皆さまは、とんでもなく物の数が多い物件も綺麗にしてきた経験のある方も多いです。
そのため、「恥ずかしいな」とか「我が家の場合も綺麗になるのだろうか」と不安を感じることなく思い切って頼んでみても良いと思います。
まずは、お問合せからしてみましょう!