住宅購入は、とても大きなお買い物です。
検討した結果、我が家は一戸建てに落ち着いたのですが、本当に迷いました・・・。
プロの方に教わった内容を整理しておまとめします!
こちらのページでは、主に資金面(費用面)を解説していますので、ぜひお役立てください。
特に、大きな金額ですから、今の収支のバランスをベースに、今後の人生設計と照らし合わせて、資金計画をつめるようにしましょう。
マンションか?戸建てか?資金面の違い
マンションにするのか?一戸建てにするのか?によって
- 資金面
- 住み心地
などが大きく変わります。
まず、費用面について一緒に考えてみましょう~!
購入する際にかかる費用
マンションを買う場合にも、戸建てを買う場合にも、初期費用としてかかるのは「土地代+建物代」です。
マンションは、ひとつの土地の中にたくさんのご家族が住んでいらっしゃるので、おのずと1家族当たりの土地の広さは 戸建てに比べて狭くなります。
同じような地価の場所で住宅を購入する場合、戸建てよりもマンションのほうが費用面では安くなるケースが多いようです。
そのため、駅が近くて土地代がとても高いところであっても、マンションの一室なら手が届くケースも出てきます。
そして、共通して発生する費用に、不動産取得税、登録免許税、印紙税、消費税などの税金や、住宅ローンを組まれる場合には手数料などがあります。
選ぶポイント①
まずは、住みたいエリアを絞って、どのような選択肢があるのか、確認しましょう!
住み続ける際にかかる費用
毎月かかる費用について
マンションを購入する場合には、「管理費」や「修繕費」も毎月お支払いすることになります。
駐車場についても、2台目など条件によっては有料になるケースも。
毎年、固定資産税がかかり、場所によっては都市計画税などが発生します。
これらの費用についてもしっかりと、毎月かかる費用として振り分け、住み続けるための必要な費用としてあらかじめ見積もっておきましょう。
特に、修繕費については、マンションの共有部分のメンテナンス費用を居住者の皆さまで分割してお支払いすることになるため、マンションの居住者が減ってしまいますと、修繕費は上がっていきます。
ですから、数十年後も需要のある立地なのか、しっかりと下調べをして、試算しましょう。
節目節目にかかる費用について
戸建ての場合は、20年目・35年目・50年目付近を目安に、住宅のメンテナンスが必要です。
マンションの修繕費のように毎月メンテナンス費用を積み立てるわけではないので、個々にしっかりと備えておく必要があります。
一方で、マンション住まいの場合、修繕費でカバーされるのは、居住者が共同で使う部分のメンテナンス費用になります。
そのため、個々のお部屋のリフォームやメンテナンス費用は、別途かかってくることになります。
メンテナンス計画ついては、こちらのページが参考になります。
ポイント
住みかえる場合に発生する費用
今回購入する住宅に一生住み続けるかどうか? そこも重要です。
- 転勤がある
- 老後の移住を視野に入れている
など、住み替え前提で住宅を探していらっしゃる場合は、住み替えのときに いつ・どのくらい費用が発生するのか?も検討しましょう。
特に、買うときと売るときで発生する値下げ幅に着目すると物件の選択肢を絞りやすくなります。
マンションも戸建ても、建物そのものの価格は0円に近づいていきますが、土地の価格は需要によって値が動きます。
建物+土地をあわせて売却することを考えますと、地価が下がりにくい物件が有利です。
また、安全性や優れた居住性を国が認めた建物として長期優良住宅の戸建ても2009年以降、建ち始めています。
長期優良住宅は資産価値が落ちにくい傾向もありますので、住み替えを意識した場合にも、ご自身で住まわれる場合にも、おすすめです。
購入する住宅に、何を求めますか?
以前は、「住宅は、一生に一度のお買い物」と言われていたようですが、人生100年時代と言われる昨今。
ご家族の人数やライフスタイルにあわせて、1~2度の住み替えを視野に住宅を購入される方も増えてきています。
- 何年くらい住むのか?
- ライフスタイルが変わっても住み続けるのか?
など、「今回購入する住宅によって、かなえたい生活」をイメージしてみましょう。
マンションか?一戸建てか?方針は決まりそうですか?
住宅購入に焦りは禁物です。
落ち着いて、じっくりと情報収集をして、ピンとくる選択肢を選ぶようにしましょう(^^)