「授乳クッションっている?いらない?」
「要らないなら、買いたくないな・・・」
と、迷われていませんか?
「必要ないなら、買いたくないな」というお気持ち、とてもよく分かります。
実はわたしも、授乳クッションを使われる方が7割いらっしゃる中で、産前の段階では授乳クッションを購入していなかった珍しいタイプです。
でも、二児の授乳期間を終えた今現在は、自身を持って言えます。
授乳クッションは絶対にあったほうがいいです!
こちらの記事では、授乳クッション要らない派から要る派に変わった経緯や、実際に授乳クッションを使ってみた感想などを綴っています。
記事後半では、授乳クッションのおすすめ品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
そもそも授乳クッションとは?
大人だけで生活しているとご縁のない授乳クッション。
乳児のいる場合には、母乳育児、ミルク育児によらず、授乳クッションをご活用されているご家庭が多いようです。
授乳クッションを使うことで、授乳の際にお母さんの腕や腰などにかかる負担を減らし楽な姿勢を保てます。産後の疲れた体を楽にしてくれる代物です。
出産のお祝いの際に、ご友人や産院・助産院からのプレゼントとして候補になる場合もあり贈り物としても喜ばれます。
結論:授乳クッションはいらないと思っていたけれど、あったほうが便利!
実はわたし、第一子出産時に、授乳クッションの存在を知らずにいました。ですが、二児の授乳期間を経た今「授乳クッションっている?いらない?と問われたら、確実に「いるよ、おすすめ♡」とお答えします!
「授乳クッションがあったほうがよい」と感じる便利な理由
授乳クッションを使ってみて、本当に「からだが楽」になり、とても助かりました。
交通事故に合ったのと同等のダメージがあると言われるほどの、出産時の母体への負荷。
その状態で、1日8~12回も授乳します。
特に、はじめは母乳の出る量も安定しないため、「赤ちゃんが母乳を欲しがったら、とにかくあげる」みたいな状況が続きます。
だからこそ、授乳するときの体勢や習慣はとっても大切です。
最初のうちに、「からだに負荷がかかりづらい授乳スタイル」を作っていきましょう!
ポイントとなるのは「自分に合う授乳クッション」を見つけることと、授乳経験を通じて得られる「慣れ」です。
体験談:「授乳クッションって何?要らないよね?」という気持ちが「授乳クッションがあったほうがいい!」に変わった経緯
今現在「授乳クッションは、あると便利だよ」と、授乳クッション必要派・推奨派の意見をもっています。
ですが、「本当に授乳クッション要るの?要らないなら、欲しくないな」と、授乳クッション不要派でした。
と言いますか、そもそも授乳クッションの存在自体を知らずに、・・・わが子を出産するに至りました。
そんな中、出産した日に体験した「授乳教室」の中で授乳クッションと出会います。
一番、数が多かったのは、三日月型のようなこのようなものです
↓↓↓
わたしが入院していた病院では、「退院時のギフト」をいくつかの候補の中から選ぶことが出来ました^^
「ここで使った授乳クッションと同じ商品を家でも使いたい!!」と、授乳クッションを選ぶ方も多いようです。
授乳クッションの種類によって、柔らかさや厚みなど、様々です。
また、その「作り」によって、使用している間に経時的に変化してしまうものもたくさんあります。
例えば、最初は硬かったものが柔らかくなったり、厚みのあったものが薄くなったり。
授乳室でご一緒した三児のママさんがいらっしゃいました。
そのママさんが「『そのときの使いやすさ』や『数か月後の使いやすさ』が違う授乳クッションも多いから、わたしはエアーを入れるタイプを家に置いてるよ!」と教えてくださいました。
三児のママさん、すなわち育児の大先輩の意見を参考に、「エアーを入れるタイプの授乳クッション」を調べて、厚みがしっかりあるタイプを選びました。
使い心地も良くてずっと清潔に長く使えたので、感謝しています。
「授乳クッションって要らないよね」というご意見、あると思います!
そうは言っても、「いやいや、授乳クッション、使わずに済むなら使わずに済ませたい!」という方もいらっしゃると思います。
例えば・・・
- 使わなくてもなんとかなりそう
- すぐに使わなくなりそう
- 代用できそう
- 母乳が出るか分からない
などなど。
いろいろなご意見ありますよね。
わたし自身、
- すぐに使わなくなりそう
- 母乳が出るか分からない
など、迷う気持ちがありました。
それでも、授乳クッションはあったほうが良いと感じています
育児は長期戦なのでママのからだが本当に大切。
授乳クッションは、安いものや長く使えるものもあるので、個人的には必要な出費かなって思います。
わたしの場合、第一子が逆子ちゃんでして。
破水からの緊急帝王切開で出産しました。
麻酔が切れた後、痛み止めは処方されますが、それでも「腹筋に力を入れると、めちゃくちゃ痛い」です。
そのような状況でも、赤ちゃんのお腹は3時間おきに空きます。
特にはじめのうちは、母乳が出る様になるまでに日数がかかったので、3時間ともちません。
ここに、新生児のうちは1日10~12回ほどの「おむつ替え」も加わります。
おむつと授乳のタイミングがずれたときなどには、本当に休む間もなく。
忙しすぎるので大変です。
出産するときには、いつ、どのような理由で緊急帝王切開になるか分かりません。
だからこそ、産後の負担は出来る限り減らせるように準備しておいたほうが安心です!
産婦人科の先生も授乳クッションの使用を推奨しています
わたしが出産した際に入院していた病院で行われていた授乳教室では、「授乳クッションあり」での授乳方法を教えてくださいました。
特に、2つのポイントをおさえた授乳方法を教えてくださったのが印象的でした。
赤ちゃんとの密着感が大切
授乳姿勢には様々な姿勢があるようですが、赤ちゃんの体をしっかりと抱き寄せてお母さんと密着した状態で、胸の正面に赤ちゃんの顔がくるようにするのが基本のようです。
この密着感があることで、赤ちゃんは安心して泣き止んだり、しっかりとおっぱいを咥えて力強く飲めるようになるそうです。
授乳中のママの体への負担を減らしてくれる
授乳する際に、しっかりと背筋を伸ばした状態で、肩の力を自然なかたちで赤ちゃんを抱き寄せることが出来ると、体への負担を減らせます。
その際に、授乳クッションがあると、赤ちゃんと胸の位置を合わせる際の腕への負担を減らせるのでとっても助かりました。
それでも「使いたくない」という方は、代用品を使いましょう!
「授乳クッションを使わずに、授乳期間を乗り切りました!」という方も全体の30%ほどいらっしゃるとおうかがいしました。
その場合には、「高さ調整」によって体への負荷を軽減する目的で、代用品を使って乗り切る方がほとんどのようです。
家にあるもので代用
自宅でよく使われるもので代用する場合には、次のようなアイテムを使えます。
- バスタオル
- クッション
- 枕
- 布団
-
ひざ掛け・ブランケット
育児で使うもので代用
育児をする際に使うもので、代用される方もいらっしゃいます。
- 抱っこ紐・スリング含む
- マザーズバッグ
抱っこ紐やマザーズバッグを授乳クッション代わりに使う方法を選ぶと、お出かけの時にも同じ方法で授乳できるので安心です。
授乳クッションの選び方とおすすめ8選
毎日約10回という高頻度で使う物だからこそ、「自分に合った授乳クッション」を選びたいところです。
こちらのページでは、4つのタイプに分けて、それぞれのタイプの中で厳選した商品をご紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
授乳クッションに特化したタイプを選びたい方はこちら
第一に、機能性重視のあなたへ。
エアータイプ:畳めて持ち運べるタイプ!リーズナブルなのもうれしい
授乳クッションの一番の目的は、「お母さんのからだへの負担を減らすこと」です。
そのため、「エアータイプ」の授乳クッションがイチオシ。
エアーの弾力によって、しっかりと赤ちゃんを支えてくれて、エアーが抜けてきた場合にはすぐに補充できます。
いつまでもへたることなく買ったときと同じように使えて本当に便利です。
また、エアーを入れるタイプは、ビニール製のものに、布のカバーを付けて使うのがスタンダードです。
そのため、カバーが汚れたらいつでも洗えるので、清潔に保てます!
アメジストの授乳クッション:厚みがしっかりあってシンプルに使いやすい!
リーズナブルでシンプルな作りの授乳クッションです。
カバーの素材が柔らかくて温かいので、赤ちゃんにも優しく感じられます。
買うか買わないか迷っている方に、特におすすめです。
リッチェルの授乳クッション:正しい姿勢をキープしやすい
空気を入れる量によって、授乳クッションの高さ(厚み)を変えることが出来ます。
また、クッションに角度がついているので、無理に抱き寄せなくても自然と赤ちゃんがお母さんのほうに来ます。
テラスベビー:厚みを調整できる
上の層と下の層の空気のバランスによって、授乳クッションのかたちを変えられます。
「エアータイプがいいな」と思っているけれど、アメジスト製の形状にするか、リッチェル製の形状にするか迷っている方は、テラスベビー製がおすすめです。
商品名 | 空気のバランス | 形状 |
テラスベビー NURSING PILLOW air |
上の層が多め 下の層が少なめ |
アメジストの授乳クッション風 |
上の層が少なめ 上の層が多め |
リッチェルの授乳クッション風 |
U字型:安定感抜群!産後のお母さんの体を想うなら・・・これ!
産婦人科にて使われている授乳クッションを3種類ご紹介します。
硬さと厚みが絶妙で、「産院で使って良かったので、自宅用にも買いました!」という口コミも多数見られます。
赤ちゃんの城の授乳クッション:硬さと高さが絶妙
ほどよい硬さと厚みによって、姿勢を正しくした状態での授乳がしやすくなります。
わたしがお世話になった病院では「退院のお祝い用のギフト」の候補に「赤ちゃんの城の授乳クッション」が入っていました。赤ちゃんのお洋服とセットで同じ柄を揃っていらっしゃる方もいて、とっても可愛かったです(^^)
青葉の授乳クッション:小柄なママさんに人気の授乳クッション
「1年間毎日使ってもへたらなかった」というすばらしい口コミもちらほら見かけるこちらの授乳クッション。
小柄なお母さんや小さめの赤ちゃん(新生児)の場合にも、選ばれることが多い商品です。
マイブレストフレンド:授乳のための最適なデザイン
赤ちゃんとお母さんの双方を包み込むD型とも言われるタイプの授乳クッションです。
腰のところのサポートがしっかりしているので、背筋を伸ばした授乳姿勢を取りやすく体が楽になります。
授乳クッション以外にも使い道があるものを選びたい方はこちら
授乳クッションの必要性は理解できたけれど、「なるべく買う物は減らしたい」という方におすすめの兼用タイプの授乳クッションをご紹介します。
授乳クッション × 抱き枕 :産前から長く使える!
まず始めに産前に抱き枕として使えて、産後は「授乳クッション」として使えるタイプです。
1年~2年近く使えてお得な妊婦さんの心強い味方です!
サンデシカ:妊婦さんにピッタリ!サイズとカバーの素材も選べる!
かわいい見た目のクッションですが、その形状が抱き枕としてジャストフィットします。
両端についているボタンを止めることで、クッションを丸めることができ、授乳クッションとしても使えます。
授乳クッション × 赤ちゃん用ベッド :産後、長く使える!
赤ちゃんの背中の丸みを保ったまま寝かせることができる、四角くて厚めのクッションです。
厚みがしっかりとあるため、授乳クッションとしても使えます。
赤ちゃんにフィットするクッションを1つ用意しておくことで、寝かしつけ、授乳、だんらんなど幅広く活躍します。
おやすみたまご:おしゃれでかわいい授乳クッション
カラーも増えて、可愛さ倍増中です!
まとめ:授乳クッションを活用して、授乳時のストレスを軽減しましょう!
こちらの記事では、次の点を中心に解説させていただきました。
- 授乳クッションはあったほうがよい
- 産婦人科医も授乳クッションの使用を奨めています
- 「授乳クッションを買いたくないわ」という場合は、代用品の使用がおすすめです
最後までお読みいただき、ありがとうございました。